はじめに
皆さんには、趣味と呼べるものがありますか?
趣味は、毎日の生活を楽しく彩ってくれます。趣味に打ち込むことで気分転換をしたり、趣味を通して新たな人間関係を築けたりしますし、趣味が生きる理由とまで言い切る人もいます。
しかし、忙しい現代社会において、趣味と呼べるものが無い人も多いと思います。仕事から帰ってきたらスマホやテレビをぼんやり見てそのまま就寝、そして朝起きて出勤して、帰ったら前日と同じようなことをしながら眠りにつく……なんて日常を送り、休みの日もダラダラと無為に過ごしてしまっていませんか?
現代人は忙しいので、そういう生活になってしまうのも仕方のない事かもしれませんが、毎日同じことの繰り返しは、少し退屈ですよね。
だからこそ、趣味というのは大切なのです。気分転換にも、生きる意味にもなりますし、趣味が高じて新しいビジネスを開拓した人だっています。
それに、毎日の生活が少しだけでも楽しくなると、それだけで前向きになれるのです。
というわけで、今回は、「趣味が無い若い女性」にターゲットを絞り、おすすめの趣味や趣味の見つけ方を特集していこうと思います。
目次
趣味の見つけ方
どんな「趣味」があるかを調べてみる
趣味を見つけるとは言っても、何から始めればいいかわからない、という人のために、趣味の見つけ方を紹介していきます。
まずは、「世の中にはどんな趣味があるか」というのを調べてみましょう。インターネット上には、性別や年齢に合わせておすすめの趣味をまとめているサイトがたくさんあります。そういうものを活用するのもいいですし、自分の家の近所でできる習い事を調べてみたり、資格取得講座の一覧を覗いてみたりするのも有効です。
世の中の人がどんな「趣味」に打ち込んでいるかを知り、その中から自分に合ったものを選ぶのも一つの手です。
自分の好きな物事を考えてみる
趣味は「好きでやること」なので、「自分の好きな事」でなければ意味がないし、長続きしません。だから、自分の好きな物事が何なのか、じっくり振り返ってみましょう。今現在、好きな物事がない人という人は、小さい頃の記憶をヒントにしてみましょう。例えば、小さい頃、絵を描くことが好きだったとか、工作に夢中になっていたとか、外で遊ぶことが好きだったとか、そういうことが、自分に合った趣味を見つけるヒントになったりします。自分のことを見つめ直す機会にもなります。
習い事を始めてみる
習い事も立派な趣味の一つです。自分の家の近所で実施されているものなら通いやすいので、負担になりにくいです。
さらに、習い事は、誰かに指導してもらったり、複数人で指導を受けたりと、自分一人でやるわけではないので長続きしやすいです。
今まで全く興味のなかった分野の習い事にチャレンジすることで、新しい知識を得たり、自分でも気づかなかった嗜好に気づいたりする可能性もあります。
ただ、あくまでも趣味なので、必要以上にプレッシャーになったり、やっても興味がわかなかったりする場合は無理に続けない方がいいでしょう。趣味が精神的苦痛になったら本末転倒です。
興味が惹かれたものにとりあえずチャレンジしてみる
あれこれ考えるのも大事ですが、行動に移さなければ意味がありません。だから、色々考えた後は、とりあえずチャレンジしてみましょう。先ほど紹介した「習い事」も「行動」です。
とはいっても、あまり重く捉える必要はありません。「こういうことやってみたいな」という感情が少しでもあったら、それにチャレンジしてみて、合わないと思ったらすぐに別のことにチャレンジすればいいのです。
例えば、テレビや雑誌で紹介していた観光スポットやお店に行ってみるとか、料理番組で作っていた料理を再現してみるとか、そういう些細な「行動」で良いのです。
そういう「行動」から、自分が楽しいと思える物事を見つけていきましょう。
おすすめの趣味紹介
読書
まずおすすめする趣味は、「読書」です。本は、モノにもよりますが比較的安価で手に入りますし、図書館に行けばタダで読むことができるので、初期投資が少額で済みます。しかし、読書をすれば新しい知識を仕入れたり、文章が上手くなったりと、様々な恩恵が受けられます。インテリ趣味の代表格です。
創作活動
インドア派の人におすすめの趣味です。自分の手で小説や絵、漫画などを制作する創作活動は、かなり奥が深い世界です。自分だけの作品が完成したときには、達成感を味わえますし、自分で創作したものを、同人誌としてイベントで売る人もいます。ただ、一言に創作活動と言っても、小説か絵か、絵の中でもイラストか絵画か、というように、自分に向いている分野がどれかを探さなければならないという難点があります。また、「創作活動」自体にも適性のある人とない人がいるので、合わないと思ったら早めに手を引くのがおすすめです。
ハンドメイド
創作活動と似ていますが、こちらは、アクセサリーや雑貨、衣類などを手作りする趣味です。今はハンドメイドが流行っているので、色々なものが手作りできます。裁縫や刺繍、編み物の他にも、レジンアクセサリー、ハーバリウム、陶芸、石鹸作り、スイーツデコ、羊毛フェルトに押し花、他にもたくさんのジャンルがあります。まずは、初心者向けのキットなどを購入して、その分野が自分に合っているかを確かめると良いでしょう。また、腕が上がれば、イベントや通販サイトなどで作品を販売し、副収入をゲットできる可能性もあります。
資格取得、英会話などの勉強
自分の興味のある分野について勉強することも、立派な趣味の一つです。そして、ただ漠然と勉強するよりは、「資格取得」などの目標があると良いでしょう。世の中にはたくさんの資格があり、その中には、「簿記」や「医療事務」、「行政書士」など、仕事に役立つ資格から、「整理収納アドバイザー」や「薬膳コーディネーター」など、生活に役立つ面白い資格も存在します。資格取得の講座などを行う企業のホームページなどで、興味のある資格を探してみるのもいいかもしれません。
また、英会話などの習い事も、勉強にカテゴライズされます。自分の関心のあることを学ぶのは、案外楽しいものです。
料理、お菓子作り
自炊をしている人は多そうですが、忙しさのあまり簡単なもので済ませていませんか?
たまには、手の込んだ料理や、今まで作ったことのない献立を作ってみるのも楽しいかもしれません。幸い、今はレシピサイトやレシピ本が大量に出回っているので、色々なアイデアレシピを試すことができます。料理のレパートリーは、増えれば増えるほど生活に役立つので、実用的な趣味ともいえます。
お菓子作りも、女子力をアピールできる、色々な意味で美味しい趣味です。スイーツを買いに行かなくても、自作できると、おやつの時間が楽しくなるかもしれません。
旅行などの外出
このご時世ではなかなか難しいかもしれませんが、旅行やドライブなどのお出かけも定番の趣味です。
有名な観光地や温泉などを巡って、非日常を味わうのは良い気分転換になるでしょう。家族や友達とワイワイ旅行するか、一人で気ままにゆったり出かけるかという好みの違いはありますが、どちらにしろ、普段の生活からは離れられます。
見知らぬ土地を巡ることで得られるものは、きっとあるのでしょう。
スポーツ、筋トレやジム通い
身体を動かすことが好きな人は、スポーツや筋トレを趣味にするのがおすすめです。「スポーツ」と一言に言っても色々な種類がありますが、身体を動かして汗をかくと、すっきりした気分になったりします。
スポーツをやるのは敷居が高いという人は、簡単な筋トレから始めてみるのもいいかもしれません。身体を鍛えるのは健康を維持する事にも繋がるので、やって損はないでしょう。
一人で続けるのが難しいという人は、ジムやスポーツクラブに通うのも手です。自治体によっては、スポーツジムなどを運営しているところもあり、そういう自治体運営の施設は安価で利用できるので、探してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ここで紹介した以外にも、「趣味」と呼ばれるものはたくさんあります。色々なことにチャレンジして、自分が楽しいと思える「趣味」を見つけてみてくださいね。