「車中泊旅行」というと、SUVやワゴンなど車内空間が広い車をイメージされるかもしれません。
ただ予算や維持費、運転のしやすさから軽自動車の購入を第一に考える方も少なくありません。
きちんと車種を選べば軽自動車でも車中泊を行うことは十分に可能です。
今回は車中泊に適した軽自動車の選び方から、紹介していきま
目次
車中泊に適した軽自動車の選び方のポイント3つ
重視すべきポイントは次の3つです。
1. 車内空間の広さ(160cm~180cmのスペースが確保されること。)
2. 多彩なシートアレンジ
3. 燃費性能の良さ
◎1.車内空間の広さ
車中泊に欠かせないのは、車内空間の広さでしょう。
エコノミー症候群を発症してしまう可能性もあります。
車中泊旅行を快適に過ごすためには、収納力やシートを倒したときにも広々と過ごせることがカギとなってきます。
・車内幅や天井の高さに余裕があるかどうか
・積載量が多いかどうか
以上の2点を気にしながら探すとよいでしょう。
横になったときに楽に寝返りが打てるような広さがあるかどうかを確認してください。
また、荷物を積んでも空間に余裕がある車種を選びましょう。
軽自動車には車高・車幅に規格があるため限界はありますが、車内空間には車種ごとに違いがあるので、事前の確認が必要です。
◎2. 多彩なシートアレンジができる
シートアレンジが可能かは、特に重視したいところです。
車種によってはリクライニングのできないものもありますが、車中泊の利用を検討している方は避けるようにしましょう。
前席や後席がどの程度まで倒せることができるのかは、必ず確認してください。
できればシートがフルフラットになるものを選んでください。
フルフラットにならなくとも、エアーマットなどをうまく使用することで凹凸や傾斜を軽減することはできますが、フルフラットには及びません。
◎3.燃費性能の良さ
燃費性能の良さも注目すべきポイントです。
燃費の良い車であれば、ガソリン代もかかりません。就寝中のガス欠や翌日の給油もさほど問題にはならないでしょう。さほど維持費を気にせずにすみます。
軽自動車に限定した燃費でいえば、実燃費16km/Lであれば燃費がよいといえます。
車中泊におすすめの軽自動車は以下の通りです。
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車中泊に適した軽自動車3選
前章では、車中泊を選ぶときの主な3つのポイントがあることをお伝えしました。
具体的な車種としておすすめできるものは、次の3種です。
■N-BOX+(ホンダ)
■ウエイク(ダイハツ)
■ハスラー(スズキ)
◎N-BOX+
NBOX+はハンドル部分から一番後ろまで全部がフルフラットになります。
居住空間の長さは200cm、高さは95cmとかなり快適です。
オプションになりますが、「マルチスペースシステム」を使えば後部席を折りたたんで、その上にマルチスペースを敷けばフルフラットの状態になります。
◎ダイハツウェイク
ダイハツウェイクは車中泊にも適しています!
寝転がって足が伸ばせますし、起き上がっても頭が付きません。
女性が座って手を伸ばしてようやく天井に手が届くくらいですから、平均座高90cmの男性でも頭は付かないと思います。
室内の全長も200cm以上ありますし、高さも145cmほどあります。
◎スズキ ハスラー
SUVとして登場し、アウトドアに最適な1台です。
N-BOXやウェイクに比べると車内はちょっと狭いですが、一応フルフラットになります。
ただし、フルフラットにするには、シートリフターを装着しないとダメです。
おれがないと、運転席のスライドが足りずフラットにならないので注意してください!
運転席シートリフターはX・Gのセットオプション装着車に設定してあります。
まとめ
この記事を参考にしていただき、車中泊旅行を楽しめる軽自動車を見つけられることを願っています。