あこがれの本格的なキャンピングカーで車中泊を楽しんでみたいけど、購入するには高価だったり、駐車場が狭くて置けないといった方も多いはず。
そのような場合、従来からキャンピングカーのレンタルサービスを利用する方法はありますが、まだまだレアです。
一般のクルマのように近所にお店や拠点がない地域も多いでしょう。
そんな中、最近新たなサービスとして注目なのが、キャンピングカーのシェアリング。
これは、一体どのようなものなのでしょうか?
今回は、「バンシェア」ついてご紹介します!
目次
「バンシェア」って何?
「バンシェア」はキャンピングカーを含む車中泊仕様のバンタイプの車両に特化した、車両を個人間で共用することができる日本初のカーシェアサービスです。
キャンピングカーなどの車両を保有するオーナーは、車両を使っていないときに使いたい人に向けて有料で貸し出し、副収入を得ることも可能です。
このサービスでキャンピングカーを借りたい人は、事前に会員に登録した後、スマートフォンで好きな車両を検索して予約、所有者から直接カギとクルマを受け取る仕組みです。
シェアリング料金は、車両の購入価格や走行距離などによって決められるそうで、車両によって様々です。
レンタルする場合よりも比較的安い傾向にあるようです。
バンシェアのメリット
借り出しと返却の場所も所有者と直接相談して決められるため、自宅近所などに所有者がいれば遠方に行かなくてもOK。
また、返却時間もお互いの了解があれば自由に決められるといったメリットがあります。
事前の相談ができるように、プラットフォーム上に予約前後に利用者同士が連絡を取れるチャット機能もあります。
キャンピングカーを持っていて貸す人にもメリットがあります。
自分が乗らない時に他の人へシェアすることでシェアリング料が入り、キャンピングカーの維持費などに充てられるからです。
ちなみに「バンシェア」では、三井住友海上火災保険が新たに始めたカーシェア専用保険を、このサービス向けにカスタマイズした保険に入っています。
保険内容は、従来カーシェアでは対応していなかった車両の盗難・詐欺・横領損害、対人や対物、車内装備の破損なども補償するものです。
これにより、貸す側も借りる側も、安心して利用できます。
キャンピングカーを初めて運転する際に留意しておくこと
① 下道では右左折に気をつける!
まず、キャンピングカーの1番の特徴として「重い」ことが挙げられます。
動き始めてからバランスを取るのに時間がかかります。
そのため、発車やカーブ、停止などの動作には時間がかかるので、特に人が行き来する下道では、すぐに曲がることが出来ません。
② 細道や低い場所には入らない!
そして、キャンピングカーの2つ目の特徴として挙げられるのが「大きい」ことです。
なるべく、大きい道を選んで運転するようにしましょう。
普通車よりも大幅に車高が高いため、立体駐車場や高架下など、高さの制限がある場所には、極力入らないように気をつけましょう。
③ 高速道路や橋では横風に注意!
また、キャンピングカーの特徴である「大きい」ことは、「風の影響を受けやすい」ことを意味します。
そのため、高速道路ではトラックに追い抜かれたときや、風よけがないような橋を運転する際には、横風によって大きく車体が押され、ハンドルを取られてしまうことも多々あります。高速道路や橋を運転する際には、スピードを出しすぎないことを意識して運転するようにしましょう。
バンシェアのサイト
まとめ
いかがでしたか?
個人的にはイメージとして、世界的に有名な民泊サービス「Airbnb(エアービーエヌビー)」の車両版なのかなと、思い当たる節がありました。
車中泊仕様のバン購入へのトライアルとして、大いに活用出来そうです。
ニーズも今後高まっていくことが予想されますので、注目です!
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