日本酒とのマリアージュを楽しむ

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どうも! ロフ です

暑い季節には、ビールも良いですが、爽やかな日本酒も大人の楽しみのひとつではないでしょうか。今回は、日本酒の4つのタイプ分とよく合うメニューについてご紹介いたします。ご自身の好みがわかれば、飲食店はもちろんお家で飲むときにも楽しさ倍増間違いなし!

今回は日本酒の名産地である石川県や名門酒蔵の多い灘の酒造組合の情報も交えてまとめましたので、初心者の方はもちろん、日本酒好きの方にも参考にしていただければと思います。

日本酒はその香りや味わいによって、 薫酒(くんしゅ)、爽酒(そうしゅ)、醇酒(じゅんしゅ)、熟酒(じゅくしゅ)の4つのタイプに分類されます

目次

薫酒:華やかな香りと爽やかな味わいが特徴で、吟醸や大吟醸が代表的

◆香り

華やかで透明感のある果実や花の香りが高く、爽やかさを感じさせる香草や柑橘類の香りも高い。反面、樹木やスパイスを思わせる香り、原料由来の穀物のフレーバーや、熟成香は極めて微量。

◆合う料理:カルパッチョ、フルーツなど

素材が生かされているあっさりとした料理や、サラダ・フルーツなど素材そのものと相性が良いと言われています。

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爽酒:清楚な香りと軽快な味わいが特徴で生酒が代表的

◆香り

全体が穏やかで控えめで、わずかな果実香と新鮮な爽やかさを感じさせる。反面、山菜などの苦味を思わせる香り、ふくよかさを感じさせる香りは少ない。

◆合う料理:豆腐、山菜、海藻、グリーンサラダ、貝類のお刺身など

広範囲にわたって料理の特性を生かす高い相性を示すと言われています。

醇酒:ふくよかな香りとコクのある味わいが特徴で、純米酒が代表的

◆香り

フルーツや花、ハーブを思わせる香りは非常に少なく、樹木や石の香りがあり、ふくよかさを感じさせるまろやかで複雑な旨味を感じさせる香りが強く、濃厚で柔和な香りの特性を示している。

◆合う料理:肉料理、シチュー、煮物など

しっかりとした味付けの料理と相性が良いです。お酒自身に香りと味の幅があるので、料理にも同じ様なバランスが必要です。深い旨味とコクのある料理と調和すると言われています。

熟酒:練れた香りと芳醇な味わいが特徴で、古酒が代表的

◆香り

力強く複雑で個性的な香りが特徴で、干した果物や干し草の香り、スパイスや樹木、香木を思わせる香りが非常に豊か。また、きのこ類やナッツの香りが濃厚に熟した旨味を力強く暗示させる。

◆合う料理:チーズ、スパイスの効いた中華料理など

複雑で微妙に調和した力強い香りと豊醇な味わいなので、料理も濃い味付けのものと合うと言われています。

ロフ てき まとめ

4つのタイプ分け以外にも、純米酒と和菓子が合うなど意外なマリアージュもあるようです。気になるお酒があればぜひ試して、新たな食の楽しみを見つけてはいかがでしょうか。

参考、出典

石川県酒造組合連合会

https://www.ishikawa-sake.jp/

灘五郷酒造組合

http://www.nadagogo.ne.jp/