「フリーライターという職業について知りたい」「フリーライターとして働くためにはどのようなスキルが必要?」「ライター業で収入を得るための方法は?」
上記のようにお考えではありませんか?フリーライターはWeb上での活動がメインのため、家にいながらでも仕事ができます。在宅で働くことに興味があり、実際にやってみたいと考える方も多い職業です。
しかしライター業は簡単に始められるといわれており、その分得られる収入は低く、思ったほど稼げずに諦めてしまう方も少なくありません。ライターとして活動し続けるためには、どのような仕事であるのかを理解し、収入を得るために必要なスキルや知識を身につけることが重要です。
今回はフリーライターがどのような職業なのか、フリーライターとして働くために必要なスキル、収入を得るための方法などをお伝えします。この記事を読むことで、フリーライターとして活動するために必要な方法がわかりますよ。
目次
フリーライターについて
フリーライターとは、企業や組織に属さずフリーランスとして活動するライターを指します。基本的には文章を書くことで報酬を得ますが、執筆内容や媒体はさまざまです。例えば商品のキャッチコピーを考案する「コピーライター」や、ゲームストーリーの企画や執筆を担う「シナリオライター」などの職種に分けられています。
最近ではWebメディアの発達により、ネット上の記事を執筆する「Webライター」の需要も高まっています。Webライターは事務的な手続きをネット上ですませられるため、時間や場所にとらわれず自由に働ける、というイメージが強い職業です。
フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2019」では、フリーライターの約3割の年収は200万円未満であることがわかっています。この数字は日本人の平均年収である436万円(参考:国税庁「民間給与実態調査」https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/top.htm)よりも低く、フリーライターは高収入を得られる職業とはいえないでしょう。
しかし
・専門分野に特化して執筆する
・ブログやSNSなどで情報発信して影響力をもつ
・ライティングスキルを高める
などの方法を実践すれば単価が上がりやすくなり、収入アップが期待できます。特にライターに必要なスキルは複数ありますので、以下で詳しく解説していきます。
フリーライターに必要なスキル
ここからは、フリーライターに必要なスキルを3つご紹介します。高度なスキルが必要と思われるかもしれませんが、意識すれば簡単に身につけられるものばかりなので、ぜひスキルの向上を心がけましょう。
文章力
ライターである以上、文章力は必須のスキルといえます。しかし難しい言葉を並べたり、小説のような美しい文章を書いたりする必要はありません。読者が求める情報を、わかりやすく正確に伝えることがライターの役割です。
わかりやすい文章を書くためには、どうすれば的確に情報を伝えられるかを常に考えようにしてください。文章の書き手であると同時に読み手であることを忘れず、読みやすい文章の執筆を心がけましょう。
リサーチ力
情報を集め、取捨選択する能力もライターに欠かせないスキルの一つです。最近はネットで検索すれば、あらゆる情報を簡単に手に入れられるようになりました。
しかし誤った情報を記事に載せてしまう可能性も出てくるので、入念なリサーチは必須といえます。またリサーチ力を高めるためには、本を読む、専門家に話を聞くなど、ネット検索以外の情報源を複数確保する必要があります。
PCスキル
フリーライターは、記事の執筆にWordやGoogleドキュメントなどのツールを使用します。そのためツールを使いこなすためのPCスキルを身につけていれば、効率よく記事を制作できるでしょう。
またクライアントとの連絡にチャットツールを用いることも多いため、使い方を素早く覚えることも大切です。チャットツールをすぐに使えるようになれば、クライアントとの連絡もスムーズに進められます。
フリーライターとして収入を得る方法
ここからは、フリーライターとして収入を得る方法を解説します。ライター初心者の方が仕事を受注するためには、クラウドソーシングサイトの利用がおすすめです。
クラウドソーシングとは、仕事の発注者及び受注者を仲介するマッチングサービスのことです。クラウドソーシングサイトは、仲介サービスを提供しているWebサイトを指します。契約や支払いなどの必要な手続きがネット上で完結するので、場所や時間を問わず手軽に作業を外注できたり、仕事を引き受けたりできます。
ここでは、利用すべきクラウドソーシングサイトを3つご紹介します。いずれも無料で利用できるので、登録しておくことをおすすめします。
クラウドワークス
クラウドワークスは、約300万人のユーザー数を誇る国内最大手のクラウドソーシングサイトです。初心者でも受注できる案件が多く、クラウドワークスでまず実績を作り仕事の幅を広げる方も多いです。
ライティング案件も豊富なので、仕事を進める中でライティングスキルを磨きながら収入を得ることができます。また確実に報酬を受け取れる仮払いシステムなど、安心して仕事に取り組めるサービスが充実しています。
ランサーズ
クラウドワークスと並び、業界大手のクラウドソーシングサイトです。案件数はクラウドワークスより少ない印象ですが、ランサーズにはフリーランス向けのサポートに力を入れているという特徴があります。
仮払いシステムはもちろん、税務サポートやスキルアップ教育、依頼アドバイス機能などのサービスを受けられます。また初心者向けのサポートも充実しているため、クラウドソーシングに慣れていない方でも安心です。
ココナラ
ココナラは、自身のスキルを商品として販売できるスキルシェアサービスです。基本的にはスキルを商品として登録し購入してもらう形となりますが、公開依頼として発注されている仕事へ応募すれば案件を獲得できます。
ココナラはデザインやイラスト系の仕事が多く、ライティングの仕事は他のサイトよりも少なくなっています。その分ライバルも少ないので、できそうな公開依頼に積極的に応募して実績を作りましょう。
まとめ
今回はフリーライターがどのような職業か、フリーライターとして働くために必要なスキル、収入を得るための方法などについてお伝えしました。
フリーライターとして働き続けるためには、地道に実績を積んでいくことが大切です。始めたばかりのうちは、低単価な仕事しか受注できないかもしれません。しかし続けることでスキルが身につき、クライアントからの信頼を得られれば単価交渉も可能です。
最初から報酬額を気にするのではなく、実績作りとスキル向上を優先させるつもりで仕事に取り組みましょう。今回の記事を参考にして、ぜひフリーライターとしての活動を始めてみてくださいね。