新生活の季節が近づいてきました。進学・就職・転職などライフスタイルが大きく変わる方も多いのではないでしょうか。引っ越しをされる方は前もっての買い物が必要になるかと思います。インターネット上では様々「新生活に必要な物チェックリスト」が挙がっていますが、注意すべきなのは何年に作成されたチェックリストかという点です。流行病によって生活が大きく変わった昨今、政府の専門家会議で「新しい生活様式」が提唱されました。そのため、新生活に必要なものも以前と大きく変わりましたので、主に変わった点を中心に紹介していきます。
目次
一般の新生活で必要な物
まずは生活様式が新しくなっても変わらず購入が必要なものを、注意点と共に見ていきましょう。
電化製品
電化製品を購入する際に注意が必要なのは、新居に備え付けの家具が存在するかという点です。前もって確認する必要がありますが、例えば冷蔵庫が備え付けてあったとして、冷凍庫が小さかったり、無かったりした場合は自分で買う必要がありますよね。このように、家電が備え付けてある物件に引っ越す場合はサイズや性能が自分の生活様式に合っているか確認することが大切です。もう一つ注意が必要なのが、コンセントの位置・数です。キッチン周りは冷蔵庫や電子レンジ、トースターや炊飯器、電気ケトルなど、大量のコンセントに指しておく必要のある家具があると思います。それにもかかわらずキッチン付近にコンセントが2カ所、差し込み口が4つしかない場合、遠くのコンセントと繋ぐ必要があります。前もって延長コードを買っておけば、コンセントに届かない、家電を使う度に抜き差しする必要があるなどのトラブルが解消されます。ただし延長コードの許容電流はきちんと確認して、発火やブレーカーを落としてしまわないように気をつけましょう。
寝具
寝具を購入する際に注意が必要なのは、ベッドを置きたい場所の幅を計測しておくことです。独り暮らしの場合、また寝室が狭い場合は普通の大きさのベッドを購入すると壁際に配置することができなくなる場合があります。「ここにベッドを置きたいのに普通のベッドでは大きすぎる!」こんな場合は折りたたみ式ベッドがオススメです。折りたたみ式ベッドは普通のベッドの規格よりサイズが小さいため、狭いスペースに置くことができます。折りたたまずに普通のベッドとして使ってもいいでしょう。スノコベッドを除き、基本マットレスと合体した状態になっているので、購入するのはベッドカバーだけですみます。さらに寝具はダニが発生しやすいので、ダニ防止カバーを同時に購入しておくと、通年性のアレルギーを持っている方にも安心です。
日用品
日用品はきちんと揃えたつもりでも、いざ生活してみると足りない物が出てくるので、その場合は諦めて近くのコンビニで買ってしまいましょう。少し高くつきますが、その分質も良いというメリットもあります。特に買い忘れやすいのは、電池や常備薬です。またタオル類は洗濯が間に合わないなど、思ったより枚数が必要になるので、多めに買っておくと困らないでしょう。
キッチン用品
キッチン用品を購入する際に注意が必要なのは、はりきって買いすぎないことです。新生活を期に自炊をしようと思っている方は、間違っても最初からミキサーや温泉卵調理器、レモンを搾る器具など、使うシーンの限られているものや、簡単な自炊では使わない物まで買うのは後に回しましょう。反対に買っておいた方がいいものは、タッパーとラップです。自炊であろうと総菜を買ってこようと、独り暮らしだと食べ物が余ってしまうことは多いです。ご飯だけは自分で炊く方も多いと思いますが、ラップに一人前ずつ包んでおくと食べるときに楽なので、買い忘れないように注意しましょう。ラップはケチって安い物を買うと切れづらかったりすぐ無くなったり、粘着力が無かったりするので、そこも気をつけると良いかもしれません。タッパーは重ねて収納することができるので、多く買っても困ることはないでしょう。
収納器具
新居にある収納があれば大丈夫と思っている方は注意が必要です。トイレに収納スペースがない、郵便受けがなくて玄関にチラシが散らばってしまうなど、後から気づくことも多いです。ここで便利なのが、突っ張り棒を応用した形の棚です。トイレのタンク上に突っ張り棒を設置することで、トイレットペーパーやサニタリー用品を置いておくことができます。また、郵便受けがない場合には、マグネット式の物入れが百均で売っているので、大きいサイズを玄関扉に貼り付けておくと良いでしょう。穴を開けずに設置できるというメリットがあります。
「新しい生活様式」であると便利なもの
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新しい生活様式では、外出時の感染対策が求められています。マスクの着用はもちろん、会計をスムーズに済ませるために電子決済や自動精算機の利用が勧められています。クレジットカードを持たない主義の方やスマホ決済がよく分からない方でも、スーパーなど電子マネーの機能がついたポイントカードを導入している店があります。店の入り口やレジの近くに専用の機械があり、カードに前もってお金を入れておけば、レジ前ではカードを出すだけで会計を済ませられるのでスムーズに会計を済ませられます。後から代金が引かれるのではなく、前もってお金をチャージしておくシステムが使いすぎを防げて安心です。またインターネット通販で購入することも推奨されています。宅配業者と顔を合わせる必要の無い「置き配」が安心かつ便利ですが、置き配を盗まれてしまう被害が相次いで見られているので、置き配ボックスの購入がマストです。
まとめ
ここまで新生活で必要な物や、買うときの注意点、また「新しい生活様式」を踏まえてあるとよいものを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。気がつかなかったポイントもあったと思います。買い忘れの注意も大切ですが、買いすぎに注意することも大切です。新生活の準備には、十分気をつけましょう。
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