乳酸菌を摂取するメリットとは?効果やおすすめの食品について解説!

乳酸菌は体にいいといわれており、健康に気を配って日頃の食生活に乳酸菌を取り入れたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。しかし、乳酸菌について具体的に知っている方ばかりではなく「そもそも乳酸菌ってどういうもの?」「どういう効果があるの?」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は乳酸菌について詳しく知りたい方のために、乳酸菌がもたらす効果や乳酸菌が多く含まれるおすすめの食品について解説します。

そもそも乳酸菌とは?

乳酸菌とは、ブドウ糖や果糖などの糖類を消費して乳酸を生み出す細菌のことです。「乳酸菌」という菌が存在するわけではなく「アシドフィルス菌」や「フェカリス菌」など、同じ特徴をもつ細菌をまとめて「乳酸菌」と呼んでいます。

人間の腸内に生息する「腸内細菌」は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つに分類され、その種類や数は常に変化してさまざまな影響を及ぼします。3つのうち「善玉菌」に該当する乳酸菌は、腸内細菌のバランスを調整して、私たちの体を健康に保つ役割を担っているのです。

乳酸菌がもたらす効果

続いて、乳酸菌が私たちの体にどういった効果をもたらすのかみていきましょう。乳酸菌の効果は、主に3つあると考えられています。

腸を整える

乳酸菌には腸内を整え、便通を改善する効果があります。乳酸菌を始めとする善玉菌は、悪玉菌の増殖を防ぐことで腸内環境を調整できるのです。悪玉菌は腸内がアルカリ性に傾くとはたらきが活発になり、有害物質を生み出したり、便やガスを外に出そうとする動きを妨げたりなど体に悪影響を及ぼします。

腸内が酸性に変わると活動が弱まるので、乳酸菌は乳酸を作って悪玉菌の動きを抑制します。この乳酸菌の活動により腸が整い、体の不調や便通が改善されるのです。

免疫力を高める

一部の乳酸菌には、免疫力を向上させる効果があります。「免疫」とは、体内に侵入したウイルスを排除し、体を正常に維持する機能のことです。

その役割を担う「免疫細胞」は70%以上が腸に存在するといわれており、乳酸菌のはたらきによって腸内環境が良好であれば免疫細胞が活性化されて免疫力が高まり、風邪をひきにくくなると考えられています。

コレステロールを低下させる

乳酸菌には、コレステロール値を低下させる効果があることもわかっています。コレステロールは「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」の2つに分類され、悪玉コレステロールが増えると心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などの病気にかかるおそれがあります。

一部の乳酸菌は血中のコレステロール値を下げることができ、そのはたらきによって重大な病気を防げると期待されています。

乳酸菌が多く含まれる食品

乳酸菌が含まれる食品を食べることで腸内に存在する乳酸菌の数を増やし、腸内環境を整えることができます。ここからは、乳酸菌が多く含まれるおすすめの食品を3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ヨーグルト

乳酸菌といえばヨーグルト、と考える方も多いでしょう。ヨーグルトの特徴である酸味は、乳酸菌が糖類を消費して生み出した「乳酸」によるものです。

近年は豆乳ヨーグルトや大豆ヨーグルト、飲むヨーグルトなど数多くの商品が販売されています。比較的安価で手軽に食べられるので、自分に合ったものを探してみましょう。

納豆

納豆に含まれる「納豆菌」には熱や酸に強いという特徴があり、生きたまま腸まで届いて善玉菌の活動を助けるはたらきがあります。

熱を与えすぎると死滅してしまうため、納豆を加熱する場合は120℃以下で調理しましょう。また納豆菌は、乳酸菌を増やすともいわれています。

ぬか漬け

発酵食品であるぬか漬けには、胃酸に強く生命力が高い「植物性乳酸菌」やカロリーの吸収を抑える「酵母菌」、大腸のはたらきを助ける「酪酸菌」が含まれています。

ただし塩や調味液で漬けた「浅漬け」などは発酵していないため、乳酸菌を含んでいません。気になる方は、しっかり発酵している「しば漬け」「すぐき漬け」「たくあん」などを選びましょう。

まとめ

今回は、乳酸菌がもたらす効果や乳酸菌が多く含まれるおすすめの食品について解説しました。腸内細菌のバランスは、日々のストレスや睡眠不足などによって簡単に変わってしまいます。

今回ご紹介した食品を取り入れるだけでなく、ストレスをためない、適度に運動するなど規則正しい生活を心がけましょう。

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